少子高齢化により我が国の労働力人口の減少は著しく、人材採用は難しくなる一方です。絶対的な労働力の減少が原因なので、当面はこの状況が改善される見込みはありません。
いくら採用活動をしても応募が少なく、満足のいく人材採用ができない・・・こういった悩みをお持ちの会社は多いのではないでしょうか?
今や労働環境の変化により、企業は労働者を選ぶ立場から、労働者に選んでもらう立場に逆転してしまったと言えるでしょう。
人材採用を成功をさせるカギは、まずは応募数を増やすこと、すなわち「他社に差をつける効果的な求人広告・募集記事」を作成するところからスタートします。これは、媒体の広告スペースを高額な費用を掛けて大きく取るべきという単純な意味ではありません。(もちろん広告スペースの拡大も、それなりの効果はあるでしょうが・・・)
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パートであれ正社員であれ、人材を採用するということは、新しい事業所(支店)や店舗を展開することと同じくらい、大きな投資です。人材採用を決して軽く考えてはいけません。人材採用の失敗は、会社の経営を揺るがすことにつながります。
「企業は人なり」皆様も一度は聞いたことがある言葉だと思います。
事業所は、そこで働く人材によって成り立ちます。人材を採用するということは、その人材によって事業所に大きな利益をもたらしてくれることもあれば、失敗により大きな損失(しかも、あまり目に見えずに生じていく)を被ることもあります。ですから、全力で「良いパート・アルバイト」を採用しなければなりません。
パート・アルバイトであれ、お客様から見れば立派な「会社や店舗の代表」なのです。
また、人数の少ない事業所ほど、採用活動は重要事になります。例えば、社員数3名の会社における1名採用と、社員数100名の会社における1名採用を比較すると、当然前者のほうが、及ぼす影響が大きいことが分かると思います。人数が少ない事業所ほど、採用失敗のダメージは大きく、また成功時の好影響も大きいのです。この法則はパート・アルバイトであれ変わりはありません。
では、人材採用が失敗した場合に、どれほどの影響があるのか考えてみましょう。
まず、採用にかかるコストを考えてみましょう。
パート・アルバイトを採用することで会社にかかる経費は、給与だけではありません。労災保険・雇用保険・健康保険・厚生年金保険などの、各種社会保険料がかかってきます。
労災保険は無条件に、雇用保険は週20時間以上勤務の場合、そして健康保険・厚生年金保険は週30時間以上のパート・アルバイトは加入が義務づけられています。
さらに、交通費なども加味し、勤続年数によっての昇給や、備品代も併せると・・・業種や年齢などによりますが、実際の給与の1.1~1.3倍の人件費がかかります。
さて、さきほどの数字は、単なる経費(コスト)のイメージです。
「良いパート・アルバイト」を採用できなかった、採用失敗時の本当の損失は、もっと大きなものです。
それは、「とりあえず採用した不利益パート・アルバイト」がもたらす業績や士気の低下です。
以下のようなケースをイメージしてみて下さい。
上記のケースは少し極端な例え話しですが、採用失敗時の悪影響について、イメージしていただけたと思います。
採用失敗の損失とは、採用されたパート・アルバイトの人件費以外に・・・
これらの損失が生じるのです。
もちろん、すぐに辞めてしまったパート・アルバイトへの人件費も返ってきません。
人材採用成功のポイントは、たとえパート・アルバイトであっても、軽い気持ちで求人を出すのではなく、手順を追って計画的に進めて行くことです。以下、大まかな流れを記載しました。
1:準備編
まずは、これらの事前準備が重要です。特に「求める人物像」が明確でないと、感覚を頼りに採否を決定してしまいやすいのです。就いて欲しい仕事に応じて、明るい人を採用したいのか?それとも素直な人が良いのか?元気な人が良いのか?それとも手先の器用な人が良いのか?何を優先するかで、欲しいパート・アルバイトさんのタイプが違ってくるのです。
2:求人編
採用市場の状況も踏まえつつ、求人内容を決定します。パート・アルバイト採用の場合は、告知記事の作り方が大切になります。欲しい人材層によって、効果的な記事の作り方も変わってきます。 また、2の「さらに掘り下げた求人内容」のポイントになります。この工夫次第で、自社に合ったパート・アルバイトさんが集まるか否かが決まります。(詳細については、当事務所にお問い合せ下さい。)パート・正社員を問わず、効果的な求人内容の作成を、瑞穂社労士事務所がお手伝い致します。
3:面接編
しっかりした事前準備ができていれば、良い面接ができるはずです。面接の中に、何らかのテストや仕事場の見学等を盛り込むか否か等は、自社の状況を踏まえ、事前に決めておきましょう。
4:採用編
採用後は、書面で労働契約を交わしましょう。
また、助成金の申請が可能な場合は、以降の申請や書類の作成を忘れないようにしましょう。
そして、大切なことは、採用したパート・アルバイトを職場の皆で迎え入れ、気持ちよく働き、成長してもらえるような環境作りと、未来に希望や夢を持って働いてもらえる仕組み(人事制度・賃金制度)を作っていくことです。
瑞穂社労士事務所では、パート・正社員を問わず人材採用全般について、これらの流れに沿った様々なサポートが可能です。豊富な経験と社労士ならではの視点から、皆様の採用をお手伝い致します。
人材採用に関するコンサルティングは顧問契約が最適です。また、ご要望に応じて、短期集中型のコンサルティングも可能です。まずは、お気軽にお問合せ下さい。
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